RSS

中国:上海の「ポテトチップス」にアルミ含有、質検総局が注意喚起

2014年7月9日(水) 13時17分(タイ時間)
【中国】上海市内で一般的に市販される「ポテトチップス」製品から、食品添加剤成分のアルミニウムが検出された。

 複数の商品から、それぞれ安全基準を超える量が検出されたという。新聞晨報などが7日、国家質量監督検験検疫総局(質検総局)の報告として伝えた。

 アルミニウムを含有した化学膨張剤の価格は、一般的な膨張剤の3~4倍に相当する。このため、多くの商品で使用し続けられているのが現状だ。

 中国の「食品添加物使用基準」は7月1日に改められ、多くの小麦製品で、「アルミニウムを含有する添加物」の使用が一切禁止された。しかし、実際には依然として、同添加物を原料とする膨張剤が市場で取り引きされている。

 専門家によると、いったん体内に取り込まれたアルミニウムは容易に排出されず、骨粗鬆症や老人性痴呆症などの原因になる。また、発育段階にある幼児や児童にとっては、その影響が一段と深刻だ。骨や神経の成長が阻害され、骨格未発達、知的障害などに繋がる危険性があるという。

 一方、世界保健機関(WHO)が推奨するアルミニウムの摂取量は、1週間につき体重1キログラムあたり2ミリグラム以内。しかし、中国食品安全リスク評価センターの調査では、小麦を主食とする中国北部を中心に、約3割の人がWHOの推奨値を上回っていることが分かった。なかでもスナック菓子を好んで食べる4~6歳の幼児で同摂取量が最も多く、推奨値の2.6倍に達している。
《亜州IR株式会社》


新着PR情報