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中国各地でロボット生産団地発足、技術レベル引き上げに注力

2014年7月10日(木) 11時54分(タイ時間)
【中国】産業用ロボットを生産するための工業団地が中国各地で整備されている。産業の高度化を図る戦略の一環。

 浙江省麗水市の麗水経済開発区では、投資総額12億人民元のロボット生産・応用プロジェクト10件がこのほど誘致された。現地の麗水では、すでに「機器人産業連盟」も発足している。このようなロボット生産団地は、上海市、安徽省蕪湖市、江蘇省昆山市にも形成されたという。経済参考報が8日付で伝えた。

 人件費コストの上昇が止まらないなか、産業用ロボットの技術確立、ハイエンド設備の導入を進めることで電子部品、電気メーカーなどの成長を確保する狙い。各地方政府は、産業構造の改善に弾みがつくと期待している。

 国際ロボット連盟(IFR)の資料によると、世界全体のロボット販売台数は、2013年に前年比5%増の16万8000台に拡大。なかでも中国の伸びは15%に達した。今後の需要増も見込む。特に中国では、「2014年以降、爆発的に売り上げが伸長する」と予測。労働者との代替が持続的に進行し、2016年には金額ベースでも世界最大の市場に躍進すると分析した。

 一方、中国国内の多くの専門家は、産業用ロボットの多くが海外メーカー製で占められている現状を憂慮。国内ロボットの8割は海外産となっていると指摘し、国産技術の引き上げを急ぐよう提唱した。
《亜州IR株式会社》


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