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中国:南車と北車の巨額受注相次ぐ、内外の鉄道車両需要を取り込み

2014年7月13日(日) 20時55分(タイ時間)
【中国】中国の鉄道車両メーカーで双璧をなす中国南車(CSR:1766/HK)、中国北車(6199/HK)の大型受注が相次いでいる。

 今年に入って両社はそろって大型受注を4回にわたって公表。うち南車の受注額は、1月1日で274億人民元、3月18日で208億4000万人民元、6月5日で92億3000万人民元、6月10日で168億8000万人民元に達し、総額規模で743億人民元(約1兆2170億円)に膨らんだ。

 鉄道インフラ投資の伸びが両社の売り上げを支えている。ただ、海外受注の好調も目立ってきた。南車は傘下の南車株洲電力機車公司を通じ、南アフリカ共和国のTransnet Freight Railと取引。総額128億人民元規模の車両売買契約を結んだ。この額は、南車グループを合算した年初来累計の受注額の17.2%を占めるほど大きい。

 南車株洲電力機車公司の海外受注額は、2012年に25億4000万人民元、13年に22億3000万米ドル(約140億人民元)に膨らませてきた。

 一方、北車にも似た構図がみえる。受注額は1月7日で372億500万人民元、3月18日で88億4000万人民元、3月25日で148億3600万人民元、6月11日で216億7100万人民元に上った。総額規模で825億5000万人民元(約1兆3520億円)に積み上がっている。うち海外受注は100億人民元近くに拡大した。

 海外受注は今後も伸びる見通し。中東、南ア、南米などの新興国を中心に、鉄道インフラ建設がピーク期を迎えているため。コスト競争力を武器に、海外市場の開拓が続く可能性がある。
《亜州IR株式会社》


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