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中国:高速鉄道の総延長1万キロで世界首位、建設コストは他国の6割

2014年7月15日(火) 13時34分(タイ時間)
【中国】世界銀行はこのほど発表した最新のリポートで、中国の高速鉄道の総延長距離が完成ベースで1万キロメートルを超えて世界で断トツのトップになった――と報告した。欧州連合(EU)全域の高速鉄道網の総延長をも超える規模。わずか5、6年でこの規模に到達させたという。

 一方で、中国の高速鉄道建設コストが他国平均の3分の2(約6割)の水準にとどまる点もクローズアップ。時速350キロ以上の中国高速鉄道の建設コストは、1キロメートル当たり1700万~2100万米ドル。欧州の同2500万~3900万米ドル、米カリフォルニア州の5600万米ドルを大きく下回っていると報告した。その理由に関しては、中国の高速鉄道の多くが高架方式を採用している点に着目。住民の立ち退き保障を大きく節約できるとそのメリットを評価した。

 このほか、建設コストを左右する要因として、設計上の速度、沿線の地形、土地収用のコスト、大型橋梁や大型駅の建設有無――などを挙げている。

 世銀はこれまでに、中国で計画される時速200~350キロメートルの鉄道建設プロジェクト6件に融資した。
《亜州IR株式会社》