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中国のエネルギー消費は世界首位の22.4%=BP年鑑

2014年7月16日(水) 14時05分(タイ時間)
【中国】増勢は衰えたものの、中国は依然としてエネルギー消費世界トップの座を保持する見通しだ。

 2013年の中国エネルギー消費量の伸びは、過去10年の平均(8.6%)を大きく下回る4.7%に低下した。ただ、中国エネルギー消費の増加分は、世界の消費純増分の49%を占めている。世界全体に占めるエネルギー消費シェアは22.4%に拡大したという。国際エネルギー企業BPが「世界エネルギー統計年鑑・2014年版」で報告した。

 中国の一次エネルギー源の構成は、石炭が67.5%、石油が17.8%、天然ガスが5.1%、非化石が9.6%。石炭と石油に関しては、統計以来の最低を更新した。半面、天然ガスの構成比は過去10年で倍増。非化石も急ピッチに伸びた。

 化石エネルギー源に限定した中国の消費拡大幅は、天然ガスが10.8%、石炭が4.0%、石油が3.8%。一方、非化石エネルギー源の伸びは、再生可能エネルギーが28.3%、原子力が13.9%、水力が4.8%などと比較的に高かった。こうしたなか、CO2排出量の伸びは4.2%に鈍化。消費ピッチの鈍化、非化石エネルギー源の開発を通じて、過去5年で最も低い伸びに抑えられた。

 中国はまた、エネルギー生産量でも世界トップ。13年は世界全体の18.9%を生産した。生産分の47.4%は石炭で占められている。

 電源エネルギーに限定した場合、伸びは再生可能エネルギーと水力で世界首位、原子力は米国に次ぐ世界2位の座を確保した。ただ、中国全体のエネルギー増産幅は2.3%に低下している。エネルギー別の増産幅は、天然ガスが9.5%(12年比↑5.4ポイント)、石炭が1.2%(伸びは01年以来の最低)、石油が0.6%(過去10年の平均は2.1%増)にとどまった。
《亜州IR株式会社》


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