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中国:広州のバス爆破事件、容疑者1人を身柄拘束

2014年7月17日(木) 12時08分(タイ時間)
【中国】広東省の広州市は16日、バス爆破犯とみられる容疑者1人を発見し、身柄を拘束したと発表した。

 事件の約16時間後に、湖南省衡南県出身の容疑者を白雲区で逮捕したという。事件に関与した疑いがあるとして25歳の欧(姓のみ公表)を追及する。すでに男は、可燃物をバスに仕掛けた事実を大筋に認めた。

 事件は15日午後19時45分ごろ、広東省の広州市で発生。満員の路線バス1台が爆発、炎上した。原因は、乗客の1人が可燃性の危険物を持ち込んだため。その場で2人が死亡し、32人の負傷者が出た。うち8人は重傷。負傷者らは搬送先の広東省第二医院、解放群第四二一医院などで入院治療を受けている。

 現場は海珠区の広州大道南敦交差点で、路線バス「301」は番禺に向かって走行。停留所に止まったところで、後部扉の近くに置かれていた麻袋から出火した。その約5分後、大音響、閃光が発生するとともに車内が炎に包まれたという。強い爆風によって、乗客の一部は窓の外に吹き飛ばされた。停留所でバスを待っていた人の一部も負傷している。炎に包まれたバスは、基礎構造を残して焼けただれた。

 中国ではこのところ、バスをめぐる事件、事故が頻発している。今月5日の夕方には、浙江省杭州市で路線バスが炎上。上城区の慶春路と東坡路の交差点付近に位置する「衣之家百貨店」の前を走行中に出火し、32人が負傷した。監視カメラなどの画像から、サンダルを履いた男の容疑者を特定。大きなカバンを背負った男は、午後4時9分ごろに「7号」の路線バスに乗車し、カバンを床に放置した。容疑者は5時3分、カバンの中から刺激臭を有する可燃物を取り出し、懐中から取り出したライターで着火。この後、車内一面が火に包まれた。

 このほか、2013年6月7日には、福建省アモイ市のバス高速輸送システム(BRT)が高架上の専用レーンを運行中に炎上。48人が死亡、30人あまりが負傷している。ガソリンとみられる可燃物を持ち込んだ容疑者が放火し、自らも焼死した。

 今年2月27日には、貴州省貴陽市でガソリンと天然ガスを燃料とするハイブリッド型バスが放火によって爆発、炎上。6人が死亡し、35人が負傷する事故が起きた。

 今年はさらに5月12日、四川省宜賓市でバス1台が炎上。放火犯とみられる容疑者1人が死亡し、10人が負傷する事件が発生した。
《亜州IR株式会社》


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