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中国:共同購入サイトで寡占進行、上位3社で市場シェア8割超に

2014年7月24日(木) 11時30分(タイ時間)
【中国】大手共同購入サイトによる寡占が中国で進んでいる。すでに上位3サイトの市場シェアは、全体の8割を占めるまでに拡大。優勝劣敗の動きが加速するなか、中小サイトの大部分はすでに閉鎖に追い込まれた。

 上位3サイトは美団網、大衆点評団、百度糯米網。これらだけで上半期のシェアが84.2%にまで高まったという。羊城晩報が共同購入情報サイト「団800(Tuan800)」の統計として伝えた。 

 今年上半期の中国共同購入サイトによる成約額は、伸びが衰えたとはいえ半期ベースで前年同期の2.3倍に相当する294億3000万人民元(約4815億円、半期で過去最高)を記録。うち上位5サイトを通じた成約額は、全体に占める比率が約99%に上昇した。増加が目立つのは、飲食とホテル。飲食の成約額は、前年同期比で95億4000万人民元(135%)増の166億4000万人民元に達した。ホテルは18億3000万人民元(125%)増の32億9000万人民元に上る。

 半面、運営サイトの数は激減。2011年8月に記録したピーク期の5058サイトから、足元では176サイトが残っているのみだ。実に、全体の96.5%がすでに淘汰されている。

 しかしながら、2011~13年の急成長から一転し、市場全体の拡大ピッチは低下した。団800は中国の共同購入サイト市場について、当初は上半期で315億1000万人民元、下半期で456億4000万人民元に育つと想定していた。ただ、上半期が終わった時点で、すでに予想レベルを7%下回っている。市場全体に飽和感が広がるなか、今後の成長は制約されそうだ。

 共同購入サイトの「短命」は以前から予想されていたという。最盛期の11年時点で早くも「最後に生き残るのは3社のみ」との予言が業界関係者の間で広がっていた。
《亜州IR株式会社》

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