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中国:高齢化対応に一定成果、介護ベッド数は493.7万床に

2014年7月27日(日) 17時08分(タイ時間)
【中国】中国政府が進める高齢化対策に一定の成果が見られ始めた。

 中国本土にある高齢者介護施設のケアベット総数が足元で493万7000台に達したことがこのほど明らかになっている。高齢者1000人当たりでは平均24.4床となる計算だ。関連当局では、2015年までにこれを30床に引き上げる計画を打ち出し、高齢化事業を推進している。21日に北京市で開幕した「2014年全国高齢者業務委員会事務室主任会議」で報告された。

 中国の高齢者事業は「第12次5カ年計画」に基づき進められ、これまでに一定の成果を上げた。具体的には◆人口高齢化に対応した戦略的システムの基本枠組みが初期形成されたこと、◆高齢者社会保障制度の構築に重大な進展が見られたこと、◆高齢者の居住環境が規範化されたこと、◆高齢者の社会管理作業が強化されたこと、◆高齢者の権益保障作業(関連法令の整備など)が進展したこと、◆高齢者医療衛生サービス水準が向上したこと――などが挙げられる。

 これに伴い65歳以上の高齢者による健康診断受診率は88.8%に達したほか、基層高齢者に対する法規的援助率は95.4%に達した。全国31省・直轄市・自治区で高齢者優遇政策が導入され、高齢者に対し、医療費、公園入園料、公共バス料金などが免除、または優遇されている。また高齢者向けの文化・教育・スポーツ活動施設も拡大。これまでに基層高齢者協会が全国で48万団体、各種高齢者大学が5万4000カ所、各種高齢者活動教室が36万カ所それぞれ設立された。高齢者向け福祉サービス施設のカバー率は都市部で72.5%、農村部で27.5%に達している。

 全国高齢業務委員会事務室は2015年に「第4回都市・農村高齢者生活状況サンプル調査」を実施する計画だ。「第13次5カ年計画」の策定に向けて、関連資料を提供するのが目的。調査範囲は全国各地に及ぶ。内容は高齢者の人口、経済、サービス、居住環境、社会参画、権益保護などを含むという。
《亜州IR株式会社》

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