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中国:HSBCのPMI速報値が大幅改善、政策効果じわり

2014年7月27日(日) 17時09分(タイ時間)
【中国】HSBCが24日発表した7月の中国製造業購買担当者景況感指数(PMI)速報値は、前月確定値の50.7を1.3ポイントも上回る52.0という好結果だった(景況判断の分かれ目となる50を2カ月連続で突破)。

 市場予想の51.0をも超えて、2013年1月以来の高水準を記録している。項目別では、新規受注指数の改善が際立つ。新規受注指数は53.7に伸び、18カ月ぶりの高水準に達した。50を割り込めば、指数は製造業の景況感が悪化していることを表す。

 速報値の改善傾向について、HSBCのチーフエコノミスト(中華圏担当)は、「内需外需の持ち直しが寄与した」と指摘。また、「これまでに打ち出された景気対策の効果が表れてきた」とし、今後数カ月に関しても、「当局は政策緩和の立場を維持し、景気の回復を固めるであろう」と期待した。

 また、メリルリンチのチーフエコノミストは、「第3四半期の国内総生産(GDP)が前月比ベースで加速する可能性を示唆している」と分析。「前年同期比で7.5%前後の伸び率を達成するだろう」と予想した。そのうえで、通年のGDP成長予想を従来の7.2%から7.4%に上方修正している。

 ただし、政府当局の一部では、なお慎重な声が聞かれる。工業和信息化部(工業情報化部)は24日、現在の経済運営について「依然として下振れ圧力に面している」と言明。「一部の生産企業の経営はかなり厳しく、情報インフラ建設も経済・社会の発展需要を満たすことができていない」との認識を示した。
《亜州IR株式会社》


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