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中国:深セン空港の政府専用VIPルーム、1時間16万円の“浪費”

2014年7月29日(火) 12時56分(タイ時間)
【中国】深セン国際空港にあるVIPルームを閉鎖するよう国有資産監督管理委員会(国資委)が民間航空会社などに求めていたことがこのほど明らかになった。

 同ルームは、政府職員や国有企業幹部の専用で、わずか1時間の使用で1万人民元(約16万3000円)以上かかるなど、大きな無駄が指摘された。中国政府系メディアが24日付で伝えた。

 深セン国際空港にある2つのVIPルームは、高級ホテルのロビーのような豪華さ。1室はビジネス客や映画スターなどが自由に出入りできる部屋。もう1室は、政府の高級職員の公務出張などで利用される部屋だ。入室には身分証が必要で、“一般人”は立ち入り禁止となっている。

 使用経費は、部屋代と人数割りサービス料の2種類から計算され、白雲空港では部屋代が6000人民元と頭割りサービス料が1人600人民元。仮に6人のメンバーだった場合、合計1万人民元が、わずか1時間の間に費やされることになる。民間企業であれば、世界トップ500社に入るような大企業であっても使用しないという。

 ある業界関係者は、「政府専用VIPルームは“計画経済時代の遺物”。市場経済の発達した現代では、社会の公害だ」とその無駄を指摘。また会計専門家も「VIPルームの使用は、三公経費(政府が削減を強化している経費)の範疇で、精算規定を明確にすべき」と糾弾した。
《亜州IR株式会社》

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