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中国の鶏肉輸出は過去最高更新へ、年間45万トン見込む=業界団体

2014年7月30日(水) 12時31分(タイ時間)
【中国】中国の鶏肉輸出量は、2014年通年に過去最高を更新する見通しだ。年間で45万トン以上を輸出するとみられる。

 中国の鶏肉は、品質面で高い評価が定着した。価格面も比較的に低廉なことから、アジア諸国、欧州、中東など合計52カ国・地域向けに出荷を伸ばしているという。中国政府系メディアが28日、畜牧業協会禽業分会からの情報として伝えた。

 豚肉、牛肉、羊肉などを国内で生産しているものの、国際マーケットでは鶏肉だけが大規模に輸出されている。飼育期間は約42日。厳格な管理態勢を設けたことで、コスト競争力が高まった。

 2013年の鶏肉輸出量は、前年比1.91%増の43万600トン。うち過半の52.05%は、日本に向けて出荷された。輸出全体のなかでは、調理加工品が26万6900トン(全体の61.99%)、冷凍品が9万9900トン(同23.21%)などとなっている。

 しかしながら、中国の鶏肉輸出は、14年下半期に急ブレーキがかかる恐れが出てきた。チキン製品の品質問題が露呈したため。上海市政府は今月22日、保存期限切れの食肉約100トンを押収したと発表した。すでに出荷された分も含めて、行方を追って回収させる。

 問題の食肉は、米食肉加工食品大手OSIグループ(イリノイ州)傘下の上海福喜食品公司がマクドナルド、ケンタッキーフライドチキン(KFC)などに向けて加工・出荷したもの。すでに上海市食品薬品監督管理局は20日夜に同工場を封鎖し、問題の肉製品を押収した。同局と公安がそれぞれ捜査を進めている。厳重な処分を下す方針だ。
《亜州IR株式会社》

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