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中国本土のB型・C型肝炎キャリアが合計1億人を突破

2014年8月1日(金) 13時06分(タイ時間)
【中国】中国本土のB型・C型肝炎ウイルスキャリア総数が足元で、延べ1億1000万人に上ることが明らかになった。

 「世界肝炎デー」に当たる7月28日に世界保健機関(WHO)駐中国代表のベルンハルト・シュバルトランダー博士が報告した。内訳はB型肝炎で9300万人、C型肝炎で800万人。そのうち2250万人(B型が2000万人、C型が250万人)については、肝硬変や肝臓がんへの進行が懸念され、早期の治療が必要な病状とされる。

 中国本土ではB型肝炎による死亡者が年間28万人に達している。全世界のB型肝炎ウイルスキャリアの3分の1超を中国人が占めているという。

 地域別では福建省のB型肝炎発病率と感染率が全国平均を上回っている。同省では成人の約15%がB型肝炎ウイルスキャリア。18~25歳の肝炎患者のうち大部分が大学生だとされる。

 一方、B型肝炎に感染することは社会的、精神的プレッシャーとなるという調査結果もある。年初に実施されたネット調査によれば、B型肝炎患者の約88%が感染していることを他人に知られたくないと回答した。57%以上が勤務先の健康診断を恐れているほか、26%が同僚に発覚するのを心配しているという。そのほか、13%が同僚と食事をするのを避けていると答えた。

 同博士は病毒性肝炎は依然として、中国の公衆衛生にとって深刻な問題と指摘。予防や診察、治療を向上する努力をしなければ、将来、長期間にわたり数百万人の健康と幸福を脅かすと警告している。
《亜州IR株式会社》


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