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中国:15億円超の偽札押収、広東省で大規模製造拠点を摘発

2014年8月4日(月) 12時12分(タイ時間)
【中国】広東省公安局は7月30日、今年上半期の「食品薬品安全基準違反案件、偽札案件の検挙実績」を発表し、中国全体で2014年初となる、オフセット印刷機を用いた偽札案件の摘発に成功したことを明らかにした。広州日報が7月31日付で伝えた。

 同発表によると、広州公安局が6月末までに検挙した偽札案件のうち、100万人民元以上の大型案件は6件、摘発した製造拠点は3カ所、検挙した容疑者は57人、押収した偽札総額は1億2700万人民元(約21億6000万円)に上った。摘発した製造拠点のうち1カ所は、大がかりなオフセット印刷機を用いた本格的な偽札製造工場だった。オフセット版を使用した製造拠点の摘発は、中国で今年初の快挙となる。

 同案件は、市民による情報提供を受けて、3月に内偵捜査を開始。6月27日、製造拠点と潜伏先へ一斉に踏み込み、主犯格2人とベテランの印刷工3人を含む6人の身柄を拘束した。同時に印刷機、乾燥機、裁断機、特殊インク、紙、製造途中の偽札などを押収。その後の供述で発見された完成品偽札を合わせ、押収された偽札総額は、9270万人民元(約15億4000万円)に達した。

 製造拠点は、操業を停止したガラス工場内に設けられ、製造時の大音量が漏れないよう、壁には防音措置が施されていた。3人の印刷工が作業に当たり、7~10日で、1トンの紙が約7000万人民元(約11億7000万円)の偽札に変わる。その後、主犯格の2人が、100人民元につき2人民元の売価で闇ルートへ販売する手はずが整っていた。また、ベテラン印刷工に対しては、成功時1人20万人民元(約333万3000円)の報酬が約束されていた。

 公安局は、地道な内偵活動により、操業わずか3日目の製造拠点を叩くことができた。このため、大量の高精度偽札が河南省、安徽省、湖南省などへ流入する事態を未然に防ぐことができたという。偽札製造の要となる「原板」の入手ルートについては、現在も捜査が続けられている。

 広州日報は、ここ数年広東省の偽札事件で使われる原板は、ほとんどが70歳を過ぎた1人のベテラン画工の手によるものだ――と伝えている。
《亜州IR株式会社》

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