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中国:ロボット市場は1~2年内に17兆円規模、各産業に浸透へ

2014年8月7日(木) 11時44分(タイ時間)
【中国】産業用を中心に中国のロボット市場が急成長期に入った。

 技術の向上や環境保護意識の高まりにつれて、需要が加速度的に拡大。中国ロボット産業連盟の曲道奎・理事長は、今後1、2年内に1兆人民元(約16兆6300億円)を超える巨大市場が立ち上がるとの予想を示している。中国政府系メディアが6日付で伝えた。

 産業ロボットの分野では、すでに世界最大の市場に躍進した。2013年は販売台数が3万7000台近くに達し、日本を抜いてトップ。世界需要の5分の1を占めた。うち中国産は9000台を販売。中国国内の産業ロボット生産台数は、2012年の3倍に急増した。

 産業界でロボットの普及が最も進んでいるのは自動車製造業。業界が速い成長を維持する中で、今後も持続的な需要拡大が見込める。電気機器や通信機器の分野も重要なロボット市場だ。

 このほか、浴室・厨房機器、セラミックなど人手不足が見られる業界でロボット導入の加速が確実視される。半導体、太陽光発電、LED、医薬品など無塵環境を必要とされる業種でも、ロボット利用の優勢が目立ってきた。

 中国では新たな成長点として、ロボットを始めとする先進設備製造業が注視されている。工業和信息化部(工業情報化部)の統計によると、今年上半期はスマート設備製造、先進レール交通設備、海洋エンジニアリングなどの先進設備製造業が設備製造業全体の生産額の10%以上を占めた。特にロボットを中心とするスマート設備製造業の成長ポテンシャルが期待されている。

 こうしたなか、中国機械工業連合会の王瑞祥会長は、国産ロボットの技術面での海外との開きを憂慮。コア競争力を備えていない現状を打破する必要性を強調した。
《亜州IR株式会社》

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