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中国:安徽省の茶葉相場下落、「ぜいたく禁止令」のあおりで廃業農家も

2014年8月13日(水) 00時11分(タイ時間)
【中国】中国を代表する緑茶「黄山毛峰」などの生産地として有名な安徽省で、茶葉の相場が下落している。

 背景にあるのは、習近平指導部の目玉政策である俗称「官のぜいたく禁止令」。公務員や国営企業職員間の高額接待や贈答品授受が禁止される中で、高級茶葉の需要は激減。値崩れが起きている。茶葉生産から撤退する農家も一部にみられ始めたという。中安在線が8日付で伝えた。

 国家統計局の安徽調査チームがこのほど発表した最新の調査報告によると、同省の今年第2四半期(4~6月)の茶葉価格は、前年同期に比べて0.9%下落した。ここ数年で最大となる5.5%の下落幅を記録した第1四半期に比べて値下がりピッチは鈍化したものの、3四半期連続の落ち込みとなっている。

 一方、茶葉農家の生産コストは上昇。中でも人件費の高騰が目立つ。たとえば同省宣城市に位置する市轄区・宣州区では、人件費が足元で1人当たり1日120人民元に上昇。前年同期に比べて20%も上がった。採算性の悪化から茶葉の生産を諦める農家も出ている。同省黄山氏の歙県では、茶葉農家の8%が生産を放棄した。茶畑を知人に譲るケースが多いものの、一部は放置されたままの状態という。
《亜州IR株式会社》

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