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中国:違法薬品使った「危険な割り箸」、600万膳を押収

2014年8月19日(火) 13時41分(タイ時間)
【中国】広西チワン族自治区で近ごろ、製品の安全基準を満たさない「危険な割り箸」の製造拠点が複数摘発された。合計600万膳以上の割り箸を押収している。中国政府系メディアが14日付で伝えた。

 「危険な割り箸」が市場に流通している問題は、南寧電視台(テレビ局)の政治討論番組内で取り上げられた。これをきっかけにして、同市の質量技術監督局、工商行政管理局、食品薬品監督管理局、警察が連携して摘発に動いた。

 摘発した製造拠点の多くは、粗末な民家。ハエやゴキブリが作業場内を動き回っていた。その床には、割り箸の原料や半加工品がむき出しのまま、または穀物袋に放り込まれた状態で積み上げられている。中には、カビが生えた原料もあったという。作業員はこのような埃が舞う加工場内で、マスクや手袋などを身につけず作業を行っていた。

 加工作業はまず、硫黄燻蒸かオキシドールに浸す方法のいずれかで割り箸の原料を漂白。次に艶を出すため工業用パラフィンを塗布する。こうした工程は、消毒効果が望めないばかりか、むしろ、人体に有害となる薬品が製品に残留する危険性をはらんでいる。このように製造された「危険な割り箸」が、偽りの製造工場名を印刷した割り箸袋に封入されると、一見して正規品と見分けがつかない立派な商品になる。

 司法関係者は、「割り箸を購入する際は、パッケージに製造工場、製造場所、工場出荷日、品質保証期限、品質管理基準番号(どのレベルの品質管理基準を満たしているかを表す番号)などが明記されていることを確認し、そうした表示がない商品の購入を控えるようにと、消費者に注意を促している。
《亜州IR株式会社》


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