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中国:国有企業経営者の報酬に“メス”、5割減俸も

2014年8月22日(金) 13時02分(タイ時間)
【中国】国有企業の経営者が受け取る報酬の額が削減される見通しだ。国有企業の改革を進めるため。18日に開催された会議で、習近平・国家主席が指示した。

 習氏は「2014年は改革を全面的に深める元年」と国有企業改革への取り組みを改めて強調している。複数の中国メディアが21日までに伝えた。

 国有企業の改革は、今後、7年間にわたって段階的に推進する。まず第1段階は、国有企業リーダーの報酬を見直す。特に金融、銀行業の高額な報酬体系にメスを入れる方針だ。調整幅は最大で50%に達するとみられる。

 第2段階は、国有企業幹部の役割と職務責任を明確化する。政府が任命する幹部を取締役会に送り込む予定。各企業の通常業務に関しては、外部から招いた専門の経営人材に任せる。専門経営人材の報酬に関しては、国際的な相場を適用する構えだ。

 これらの措置は、国営企業幹部の職務怠慢を是正する狙いがあるとみられる。「一般市民と比較して、国営企業幹部の社会的地位、所得が過度に高くなっている」とする世論を抑える立場だ。国務院傘下の中央企業で、特に金銭面の厚遇が目立ってきた経緯がある。

 2010年と2011年の統計資料によると、国有資産監督管理委員会(国資委)傘下の中央企業では、経営者の年棒が65万~70万人民元(約1097万~1181万円)の幅に設定されていたという。
《亜州IR株式会社》


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