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中国:乳幼児シリアル回収の米ハインツ、過去にも食品安全問題が頻出

2014年8月25日(月) 14時15分(タイ時間)
【中国】テレビメディアによって、上海福喜食品が使用期限切れの鶏肉を使ってマクドナルドのチキンナゲットを製造していた問題が暴露されたことは記憶に新しい。

 現在話題となっている、米食品大手HJハインツの乳児用シリアル「ハインツADカルシウム・ハイプロテイン・シリアル」から基準値を超える鉛が検出された問題も、同様にメディアによって暴かれた。また、その後の取材により、同社が製造した商品は、過去にも何度か安全問題でメディアに取りあげられていたことが分かっている。中国政府系メディアが21日付で伝えた。

 基準値を超える鉛が検出された「ハインツADカルシウム・ハイプロテイン・シリアル」の自主回収を行っている同社は、鉛混入の原因について、19日、「原材料業者から納入された脱脂大豆粉末に問題があった」と発表。同ロットの脱脂大豆粉末を使用して製造した製品は、これまで合計4回にわたって出荷したことを明らかにした。これらすべてを回収する。また、広東省食品薬品監督管理局は、この原材料業者が別の販売ルートへ供給した同脱脂大豆粉末の行方について、追跡調査に着手する方針だ。

 HJハインツは、過去にも食品安全問題が取り沙汰されたことがある。2013年には、同社乳児向け食品から、基準値オーバーの水銀が検出され、自主回収と払い戻しの措置をとった。また2012年には、消費者から、「乳児向け鶏肉野菜粥」に黒い虫が混入しているとして訴えられ、300人民元(約5000円)の損害賠償金を支払っている。さらに同年、72キログラムの粉ミルクを回収する騒動が起きていた。しかし、このときは、「この粉ミルクは、当社のオーストラリア向け商品を貿易会社が勝手に輸入したものであり、正規ルートで販売されたものではない」との見解を発表している。
《亜州IR株式会社》

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