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中国:広州市民4割が週1度はファストフード利用、安全面に不安も

2014年8月26日(火) 12時04分(タイ時間)
【中国】信息時報と曁南大学が7月末に広東省広州市で行った調査で、4割超の市民が週に1度はファストフードを利用していることが分かった。

 ただ、上海市の食品会社「上海福喜食品公司」が使用期限切れ肉を使った加工品を販売していた問題などを受け、市民の"食の安全"に対する不安も高まっているようだ。信息時報が21日付で伝えた。

 ファストフードの利用回数としては、調査対象者の35%が「1カ月当たり2~4回利用している」と回答。うち月5回以上利用している人は42.3%で、少なくとも週に1回は利用している計算となる。特にホワイトカラー層の間で利用回数が多かった。

 1カ月当たりの消費額では、「99人民元以下」と答えた人が37.7%。「100~199人民元」が約3割、「200~299人民元」が2割で、「300人民元以上」は少数派だった。受け入れられるファストフード価格については、多くが「11~40人民元」と回答。うち「21~30人民元」と答えた人の割合は約4割と最多だった。

 最も人気があるのは中華料理で69.6%。以下、欧米料理(55.4%)、韓国料理(8.9%)、日本料理(7.7%)が続いた。ブランド別では、中華ファストフードチェーン大手の真功夫が55.7%となり、香港の大快活(16.9%)や大西豪(6.5%)などを大きく上回った。海外ブランドでは米マクドナルドが60.7%で1位。2位はケンタッキー・フライド・チキンで58%、3位はピザハットで27.9%だった。

 調査では、市民が最も重要視している問題として97%が「食の安全状況」を挙げた。なかでも店舗の雰囲気、味、価格、従業員の態度、サービスの効率、場所、食の安全の7項目では、食の安全への満足度が最低だった。

 上海福喜食品の問題発覚後、73.6%が「海外ブランドに対する評価が下がった」としているほか、48.4%が「海外ブランドの利用が減った」、17.6%が「海外ブランドは2度と利用しない」と回答。42.2%が「ファストフード店の利用回数を減らす」、12%が「ファストフード店は2度と利用しない」とするなど、市民の利用回数に大きく影響を与えたようだ。
《亜州IR株式会社》


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