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中国:上海FTZの輸入商品直売センターが人気、他都市でも導入推進

2014年8月29日(金) 13時22分(タイ時間)
【中国】上海市の上海自由貿易試験区(上海FTZ)内に位置する輸入商品の直売センター「外高橋進口直銷中心」が人気だ。開業2時間前の午前8時から列ができるほどの盛況ぶりとなっている。客の多くが年配の人たちという。経済参考報が27日付で伝えた。

 1キログラム当たり69人民元のモザンビーク・ロブスターはネットで購入するより約40%、1ダース188人民元のオーストラリア産生がきは市場価格より20%程度それぞれ安い。1匹528人民元のタラバガニや1箱600人民元のカナダ・ロブスターなどは、開店から3分ですべて売り切れるという。

 ただよく見ると、一部商品はスーパーで買うより2割安い程度。ネットでの購入と比べ、価格が絶対的に安いわけではないものの、「新鮮さ」という強みがあるようだ。買い物に来た女性は「価格は高くなければそれでいい。新鮮であることが重要。ネットで買った食品は、手元に届いた時には見かけが悪くなっている」と話す。

 直売センター商業発展部の陳鴻武・常務副総経理によると、ここ2年で上海人の生活レベルは向上し、品質のいい輸入食品の需要が拡大している。ところが、輸入食品は、輸入後に詰め替えたものであったり、または原産地が不明で食品衛生・検疫証書を提出できなかったりするケースが多い。その点、直売中心は品質を保障できる上、価格も比較的安く、市民に人気があるようだ。

 陳常務副総経理によると、上海自貿区ではこのほか、保税貨物の展示・取引や、海外とのEC(電子商取引)といった新業態が出現している。いずれも免税ではないのだが、流通コストが低減でき、優遇価格での販売が可能。特に海外とのECは、浙江省寧波市や重慶市など他都市でも同様の業態の導入を推進中という。
《亜州IR株式会社》

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【中国】商務部は8日、上海自由貿易試験区(FTZ)を通関ペーパーレス化に向けた応用を推進する試行地に指定すると発表した。中国海関総署(税関)と連携して、上海FTZの発展を支援する狙い。11日から実施する。

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