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中国:改訂版の漢語辞典に新語続々、掲載見送りとなった流行語も

2014年8月31日(日) 21時52分(タイ時間)
【中国】新学期スタートを控え、中国でベストセラーの国語辞典「現代漢語規範詞典」の改訂版がこのほど出版された。改訂版には100を超える新語が登録されたが、「品位がない」ことなどを理由に掲載見送りとなった流行語も多かったようだ。京華時報が28日付で伝えた。

 今回の改訂版は第3版で、3年の年月をかけ改訂。チャットアプリの「微信(ウェイシン、WeChat)」や「失聯(連絡が途絶える)」、「吐槽(つっこみ)」など、メディアでも頻繁に取り上げられる新語を新たに加えた。このほか、「網購(ネットショッピング)」などインターネットの発展に伴い誕生した新語も多い。

 たとえば、「土豪」は「昔、地方にいた横暴にふるまう人」から転じて「農村部のお金と権力を持つ極悪地主」といった意味で、同辞典にもすでに掲載されていた。ただ、この言葉がネット上で新たな意味を持つ言葉として使われるようになったため、第3版では「お金はあるが、教養に欠けてまともな価値観を持たない人」と付け加えている。

 また「理財」は「財務を管理する」という意味で、「財務の仕事を担当する人」と理解されていたが、経済発展に伴い「財産を増やす、または財産を運用する」ことを指すようになった。今回の改訂版でもそのように修正されている。

 ただ、「高富帥(背が高くて、金持ちでイケメン)」や「呆萌(天然でかわいい)」といったように、よく使われるものの、改訂版への掲載が見送りとなった言葉も少なくない。同辞典の編集関係者によると、新語として登録すれば、一般庶民の生活に取り入れられなければならないほか、長期間存在する必要があるからだという。低俗的な言葉や格調高くない言葉などは外されるのだ。

 庶民の生活で広く使われていない場合も同様だ。ネット上で使われている言葉は、何かの略語であることが多く、これらが使用される“寿命”は短い。ネットユーザーの間で使用率が高いだけで、庶民に浸透していない言葉は掲載されないという。
《亜州IR株式会社》

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