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中国:超小型2人乗りEVが登場、価格わずか82万円=広東省中山

2014年9月2日(火) 13時56分(タイ時間)
【中国】広東省中山市でこのほど、超小型2人乗り電気自動車(EV)が正式発売された。

 価格は10万8800人民元(約184万3000円)。EVの購入に国から支給される補助金6万人民元を差し引けば、消費者の実質負担はわずか4万8800人民元(約82万円)にとどまる。ガソリン・ディーゼル車に比べて、EVは価格が高い――という概念を完全に打ち破った。広州日報が8月29日付で伝えている。

 このEVの商品名は「知豆」。山東新太陽電動車有限公司が2012年から製造している。小回りがきき、買い物など街乗りに適した設計。220Vの家庭用電源で充電でき、フル充電時の航続距離は160キロに上る。燃料コストは100キロ走行しても4人民元に満たない。

 中山市は昨年末、EVなどの新エネルギー車を普及する第1陣モデル28都市に選定された。また国務院常務会議はこのほど、EV、プラグインハイブリッド車、電池燃料車について、自動車取得税を免除することを決定した。今年9月から2017年までの時限措置となる。こうした政策的メリットをうまみに、同市はEV普及を一気に加速させたい考えだ。

 しかし問題点も残る。EV充電施設に関して同市はまだ、具体的な整備計画を策定していない。購入補助についても、国以外に市政府から支給する額を未決定のままだ。こうした中で、消費者の間では、充電施設不足に対する不満や、EVの安全性への懸念がなお根強い。普及を本格化させるには、こうした問題の解決が早急に待たれる状況だ。
《亜州IR株式会社》

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