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中国:「毒カプセル」製造の11人逮捕、市場に9000万個流通

2014年9月5日(金) 13時21分(タイ時間)
【中国】浙江省寧波市寧海県の検察院はこのほど、工業用ゼラチンを使い薬用のゼラチンカプセルを違法生産していたとして、首謀者の男を含む11人を逮捕した。カプセル44万2000個を押収している。

 押収分以外にこの生産拠点では、今年2月から7月までの半年間でカプセル約9000万個を製造・販売。これら“毒カプセル”はすべて市場に流通しているという。中国政府系メディアが3日までに伝えた。

 市民からの通報を受けて、当局が生産拠点の強制捜査を行った。カプセル原材料に使用されていたのは工業用ゼラチン。医薬品向けのゼラチンに比べ、非常に高い値のクロムが含まれている。押収した問題のカプセルからは、安全基準値の最大65倍に達するクロムが検出された。

 首謀者の潘(56歳、姓のみ公表)は以前に、浙江省台州市に位置する県級市である臨海市で、医薬用カプセルメーカーに勤務。この会社は経営不振で、給料の支払いが滞っていた。潘も1万人民元の給与が支払われておらず、未払い給与と引き換えに工場内の生産設備を譲り受けることを工場オーナーに提案。最終的に同意を得た。その後、寧海県で工場施設を賃借。給料の代わりに手に入れた生産設備を使って、自らカプセルの製造を始め、10人の従業員を雇い入れた。コストを削減するため、違法と知りながら工業用ゼラチンを材料に大量生産し続けていたという。

 工業用ゼラチンを使った“毒カプセル”の問題は、2年前にも中国で大々的に報じられた。浙江省、河北省、江西省を中心に1週間にわたる捜査を通じ、公安当局が計80カ所以上の製造ラインを閉鎖。45人を拘束、9人を逮捕し、7700万個を超えるカプセルを押収した。
《亜州IR株式会社》

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