【中国】インド出身の男性が今月9日、広西チワン族自治区来賓市の公安局出入境管理処から、中国のグリーンカードである「外国人永久居留証」を受領した。男性は同市で中国の永住許可証を取得した初の外国人となる。16日付南国今報が伝えた。
今年38歳となる男性は、インド東部にあるタミル・ナードゥ州出身。1997年に21歳で初めて中国を訪れ、広東省珠海市のある飲食企業で仕事を始めた。その後、会社の意向で、来賓市武宣県出身の女性と共に北京市に異動。一緒に仕事をしていくうちに、2人は交際するようになり、2005年11月4日、駐上海インド領事館で結婚登記した。
結婚後、2人は上海市に移住し、男の子を生む。ところが、男性は仕事を理由とした居留許可を持つのみだ。中国の規定では、1年に1度延長手続きが必要であるほか、多くの提出資料をそろえなければならない。さらに、申請から許可証取得までにかなりの時間を要する。
最も不便なのは、中国で会社を設立できないこと。さらに社会保障を享受できないなどの制限がある。そこで男性は07年、上海市に妻名義で貿易会社を設立した。
居留許可の延長を拒否されるのではないか、という懸念もある。拒否されれば、妻や子どもと離れて暮らさざるをえなくなる。何かいい方法はないかと調べていくうちに、男性は自身が中国の永住許可を申請できる条件を満たしていることに気付いた。
その後、来賓市公安局出入境管理処に申請書を提出。同処の審査を経て、有効期間が10年の居留許可証を取得した。男性は今後、自身の名義で機械工場を設立する心づもりという。
中国:広西・来賓市で初のグリーンカード、インド人男性が取得
2014年9月18日(木) 20時09分(タイ時間)
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