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中国:英グラクソに過去最大の罰金刑、医療関係者に多額の賄賂

2014年9月23日(火) 12時01分(タイ時間)
【中国】湖南省長沙市の中級人民法院(地裁)は19日、贈賄罪で起訴されていた英製薬大手のグラクソ・スミスクラインに対し、30億人民元(約530億円)の罰金を科した。

 罰金の額は贈賄罪で過去最高。また同中国法人の英国人幹部らにも2~3年の懲役刑(執行猶予付き)が言い渡された。裁判は、商業機密に関するという被告の希望により非公開で実施。判決後、被告は控訴しない意思を表明した。中国政府系メディアが19日付で伝えた。

 罪名は法人が「非国家公務員への贈賄罪」、幹部が同罪及び「非国家公務員収賄罪」。グラクソは自社の医薬品の販売目的に、全国の医療関係者に巨額な贈賄行為を組織ぐるみで行なっていた。幹部は贈賄を主導した英国人マーク・ライリーのほか中国人4人。うち中国人1人は贈賄罪に加え収賄罪も問われた。ただ幹部らは自ら罪を認め、事実を供述したため全員が減刑された。

 検察は9月4日に同社と幹部らを地裁に起訴。地裁は被告側の弁護士らに起訴状を提出し、英国の駐日領事館にも関連文書を通知していた。

 中国には、国家公務員(国有企業なども含む)への贈賄罪と非国家公務員への贈賄罪がある。
《亜州IR株式会社》


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