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中国:四川省の地方債務は12兆円突破、一部市区で警戒ライン超え

2014年9月28日(日) 10時39分(タイ時間)
【中国】 中国の四川省政府が抱える債務が、14年6月末時点で6850億人民元(約12兆1245億円)に達することが分かった。同省財政庁の王一宏・庁長が24日明らかにした。一部の市区では負債率が100%の警戒ラインを超えているという。

 王庁長によると、四川省が返済義務を負う債務の残高は14年6月末時点で6850億人民元。中でも道路や鉄道、上下水道などインフラ建設関連の負債が大半を占めている。王庁長は、これらの投資によって大量の優良資産が形成され、高い経済効果を生み出していると説明した。

 また、リスク面でも安全水準にあると強調。債務残高を政府の総合財力(地方歳入に中央からの移転収入などを加えたもの)で割った「負債率」は79%にとどまり、一般的な警戒ラインとされる100%を下回っているという。ただ、一部の市や県(区)では100%を超えており、注視が必要との見解を示した。

 なお、国家審計署(会計検査院に相当)の最新統計によると、地方政府が返済責任を持つ債務の総額は13年6月末時点で10兆8000億人民元(約191兆1600億円)に上る。うち2割強に当たる2兆4000億人民元が14年内に償還期限を迎える運びで、地方財政への圧力が強まると警戒されている。
《亜州IR株式会社》

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