RSS

中国:生ビールに工業用二酸化炭素を添加、約3万人が飲酒

2014年9月30日(火) 13時24分(タイ時間)
【中国】広東省梅州市のビアガーデンで、精製度の低い工業用二酸化炭素を添加した生ビールを製造・販売した容疑で、関係者11人が逮捕されていたことが分かった。

 二酸化炭素の販売価格は、食品用でボンベ1本(=40リットル)あたり300人民元(約5300円)、対して工業用は同90人民元(約1600円)と安価になる。容疑者の1人は、「大きく儲けたい誘惑に駆られて犯罪に手を染めた」と供述している。広州日報が21日付で伝えた。

 梅州警察によると、同案件は、工業用二酸化炭素の販売業者から、ビアガーデンのオーナーまで、関係者が広範囲に渡った。1カ月を要した内偵捜査で詳細を把握した警察は、11日、生ビールへ添加すること知りながら工業用二酸化炭素を販売していた業者6人と、それを添加して「毒生ビール」を提供していたビアガーデンオーナー5人の身柄を拘束した。併せて、工業用二酸化炭素ボンベ15本、それを添加した「毒生ビール」550キログラムが押収されている。逮捕されたオーナーの店を含め20数軒のビアガーデンで、「毒生ビール」が提供されていたと見られる。

 販売業者の供述によると、ビアガーデンを開設するオーナーたちは、2009年から、同容疑者のもとへ訪ねてくるようになり、「生ビールへ添加するため、工業用二酸化炭素を売ってほしい」と、働きかけたという。これに荷担した同容疑者は、摘発されるまでに、ボンベ約300個分の工業用二酸化炭素を販売していた。これが約480トンの生ビールに添加され、3万人を超える消費者の口へ入ったと考えられている。
《亜州IR株式会社》


新着PR情報