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中国:上場企業トップの自殺相次ぐ、経営難や汚職取締が背景か

2014年10月1日(水) 13時07分(タイ時間)
【中国】中国で、上場企業幹部の自殺が続いている。

 染料メーカーの浙江閏土(002440/SZ)は30日、阮加根・董事長が不慮の事故で逝去したことを明らかにした。詳細は明らかにしていないが、地元メディアの報道によれば、本社ビルから飛び降り自殺を図ったとされている。最近の阮董事長は抑うつ状態にあったとの証言もあり、警察では事件性はないと判断している。

 会社の資金繰り悪化が自殺の原因と指摘されている。会社の筆頭株主でもある阮董事長はこれに先立つ今月19~24日の間に、4回にわたって自社株を売却していた。売却株数は計3600万株、6億6600万人民元(約118億5500万円)相当に上るという。

 今回の阮董事長のほかにも、中国中鉄(601390/SH)の白中仁氏、北方国際(000065/SZ)の劉恵文氏、三精製薬(600829/SH)の劉占浜氏など、今年に入って自殺したとされる上場企業トップは多い。専門家は、景気の減速や融資構造の調整を背景とした経営難が自殺の一因になっていると分析。加えて、当局による汚職取り締まりの強化も、一部の経営者を精神的に追い込んでいると指摘した。
《亜州IR株式会社》


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