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タイ軍の新幹部、国王側近に就任のあいさつ

2014年10月2日(木) 23時15分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、プラウィット副首相兼国防相(元陸軍司令官)は1日、同日就任したウドムデート陸軍司令官ら軍・警察幹部を引き連れ、タイ国王の諮問機関である枢密院のプレム議長(94)のバンコク都内の自宅を訪れ、議長に就任のあいさつを行った。

 5月に軍事クーデターで全権を掌握し、閣僚となったプラユット首相(前陸軍司令官)、タナサク副首相兼外相(前国軍最高司令部司令官)、プラジン運輸相(前空軍司令官)、ナロン教育相(前海軍司令官)らは9月末で軍を定年退官し、ウドムデート陸軍司令官(副国防相)、トリートッド空軍司令官、クライソン海軍司令官、ウォラポン国軍最高司令部司令官がそれぞれ昇格した。

〈プレム・ティンスラーノン〉
1920年、南部ソンクラー生まれ。1978―1980年陸軍司令官、1980―1988年首相。プレム政権は非議員のプレム氏が特権階級や軍の威光を背景に首相を務める変則的な政治体制で、「半分の民主主義」と呼ばれた。プミポン国王の信頼があつく、1988年の首相退任時に枢密顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。1998年から枢密院議長。政財官界や特に軍に極めて強い影響力を持ち、年末年始やタイ正月、自身の誕生日前後には毎年、現役の軍、警察の最高幹部が祝賀に訪れる。これは、軍、警察がプレム議長を通じて国王への忠誠を示す慣行とみられている。結婚したことはなく、最近は公の場に若い男性にエスコートされ登場することがある。

〈プラウィット・ウォンスワン〉
1945年生まれ。陸軍士官学校17期卒。シリキット王妃の近衛師団である第2歩兵師団司令官(別名、ブラパーパヤック=東の虎)、陸軍第1管区司令官を経て、2004―2005年陸軍司令官。王党派、反タクシン元首相派のアピシット政権(2008―2011年)で国防相。元部下のプラユット前陸軍司令官による2014年5月のクーデターを受け、副首相兼国防相に就任。プラユット首相、アヌポン内相(元陸軍司令官)らブラパーパヤック閥の領袖とみられている。
《newsclip》

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