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冷めぬ中国人の海外購入熱、世界ブランド品消費の半分占める

2014年10月10日(金) 12時57分(タイ時間)
【中国】中国人の海外ショッピング熱が高まり続けている。

 このほど発表された「中国海外消費年度指数報告2014」によれば、2013年に海外を訪れた中国人の数は、前年比18%増の延べ9819万人。一方で、同年の海外での消費額は同26%増の1286億米ドル(約13兆9000億円)となって、渡航人数を上回るピッチで拡大した。1人当たり域外消費額は1368米ドルに膨らんでいる。証券日報が9日付で伝えた。

 海外ショッピング先として人気なのは、韓国、日本、米国、フランス、スイスなど。この傾向は、今年の国慶節の7日大型連休でも顕著だった。韓国の観光当局は連休初日の1日時点で、同連休中の韓国への中国人訪問者数を延べ16万人と予想。仁川アジア大会の開催と重なる点を踏まえて、前年同期比で35%の増加を見込んだ。連休初日の1日、首都ソウル中心部のロッテ免税店前には、開店30分前から中国人観光客による長い行列が出現した。また、韓国「中央日報」の報道によると、済州島観光協会は、「今年9月30日から10月7日までの8日間に同島を訪れた中国人観光客数は前年比66.7%増の9万人超に達した」との予想を明らかにしている。

 中国人観光客の海外ショッピングで、大きなウェートを占めるのは高級ブランド品。世界ぜいたく品市場は、2013年に2170億米ドルの規模へと成長。前年に比べて11%拡大した。うち中国人による消費額で47%を占めたという。

 中国人が海外でブランド品購入を好む理由は、内外価格差の存在。中国で販売されるブランド品の平均価格は、フランスと比べて7割、米国比で5割ずつも割高なため。香港と比べても45%の価格差がある。
《亜州IR株式会社》

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【アジア】日本政府観光局(JNTO)によると、8月に日本を訪れた外国人(推計値)は前年同月比22・4%増の110万9600人だった。

【タイ】タイ観光スポーツ省によると、タイを訪れた外国人は8月が前年同月比11・9%減の207・6万人、1―8月が前年同期比10・7%減の1570・3万人だった。



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