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中国:貴州省で3県合併計画が先送り、住民数万人の抗議デモ重視

2014年10月15日(水) 13時25分(タイ時間)
【中国】貴州省で3県の合併計画が先送りされた。

 現場は同省東部の黔東南ミャオ族トン族自治州。当初は三穂、鎮遠、岑鞏の県の合併を予定し、新たな市を発足させる準備を進めていた。同自治州政府が12日に発表したもので、住民による連日の抗議デモを重視した措置とみられる。

 同自治州は9月28日、3つの県を合併させる計画を決議。10月11日に正式な覚書を交わす予定が立てられていた。

 数万人規模の大規模デモが発生したのは三穂県。「市政府が誘致される」と宣伝されていたにもかかわらず、後になって「市政府の行政機能は鎮遠県の清渓鎮に置くと決定した」と公表されたことに反発した。

 これを受けて三穂県では、今月7日以降、住民による抗議活動が散発。5日目を迎えた11日になって、商店が営業活動を停止し、労働者を中心とするストライキに突入した。市政府を三穂県に置くよう要求。県政府を取り囲んだ上で、抗議活動を強めていた。

 一方、政府側は事態の抑え込みを図った強硬手段を選択。隣県から大量の警察や装甲車、ヘリコプターを集めて、武力的な鎮圧に乗り出した。この過程で数人が重傷を負っている。
《亜州IR株式会社》

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