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中国:食品4割から「可塑剤」、容器の成分が溶解=浙江省杭州

2014年10月15日(水) 13時25分(タイ時間)
【中国】浙江省杭州市の疾病予防管理センターが食品を対象に行った添加物測定検査の結果によると、対象200品目中、4割以上の食品から基準値を超える「可塑剤」成分が検出されていた。

 食品への添加が禁じられている「可塑剤」だが、包装容器の製造に使用することは認められている。油脂に溶けやすい「可塑剤」の成分が、食品の油分に反応して溶解し、付着したものとみられる。政府系メディアが10日付で伝えた。

 中国では現在、「フタル酸エステル」など3種類の「可塑剤」について、食品への付着基準値を明確に規定している。しかし、今回の検査では、4割以上の食品から、うち2種類の「可塑剤」成分が基準値を超えて検出された。

 検査対象となった食品は、食用油、茶葉、小麦製品、キクラゲ、中国式揚げパン「油条」に代表される揚げ物など、日常的な食品ばかりだ。専門家は、「揚げ物をポリエステルの袋へ入れると、高温と油脂の影響で『可塑剤』成分が溶解しやすくなり、容易に基準値を超える『可塑剤』成分が食品へ付着するだろう」と指摘する。

 また、化粧品、マニキュア、健康食品、子ども用玩具などから、基準値を超える「可塑剤」が検出されることも珍しくない。欧米諸国では2009年、毒性が明らかな「可塑剤」7種類について、子ども用玩具や食品への付着基準値、製造工程での使用量などが厳格に定められた。専門家は、「中国でも欧米基準へと規制を強化し、商品の製造から流通・販売に至るすべての過程で管理体制を整えなければならない」と指摘した。
《亜州IR株式会社》

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