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中国:「琥珀」が宝石投資の主役に、偽物や粗悪品が大量流入

2014年10月20日(月) 11時38分(タイ時間)
【中国】宝石投資がブームとなっている中国で、「琥珀」が宝石市場で主役の座に付きつつあるようだ。

 特に、ひとつとして同じ物がない「虫入り琥珀」は、投資家の人気が高く、状態が良いものは数十万人民元(10万人民元=約174万円)以上、普通のものでも数千人民元(1000人民元=約1万7000円)で取引されるという。中国経済網が16日付で伝えた。

 上昇し続ける琥珀市場だが、殺到しているのは、投資目的のコレクターばかりではない。市場の活況とともに、偽物や粗悪品も大量流入も招いている。最もよく見かけられて、判別が難しい偽物に「コーパル」がある。琥珀は木の樹脂が地中で固化して作られる宝石だが、埋没して数千万年から数億年を経たものだけが本物の「琥珀」と呼ばれる。経過年月がそれに満たないものは「コーパル」と呼ばれ、産出量が非常に多いため安価で、本物とは明確に区別されている。コーパルはまた、透明度や色、形の優れない琥珀を加工する際、原材料として用いられることが多い。

 また、ここ数年、研磨前の「琥珀原石」を扱う骨董商が増える傾向にある。小さな琥珀原石が数人民元から数十人民元、手のひらほどある大きな原石も100~200人民元(約1700~3500円)で購入できるため、投資家の熱い視線が注がれている。しかし、業界関係者は、「市場に出回る琥珀原石の半分以上は、コーパルや合成樹脂を使って造った偽物だ」と明かし、「加工技術のレベルはそれほど高くないが、それでも素人が真贋を見極めることは難しい」と、琥珀投資の難しさを説明した。
《亜州IR株式会社》


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