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中国:鉄道部の張曙光・前運輸局長に1審判決、収賄罪で「執行猶予付き死刑」

2014年10月20日(月) 11時38分(タイ時間)
【中国】収賄容疑で起訴された前鉄道部運輸局長の張曙光被告(57歳)に対し、北京市第二中級法院(裁判所)は17日、「執行猶予2年付きの死刑」とする1審判決を言い渡した。

 あわせて、政治的権利の永久剥奪、全個人財産の没収も命じた。複数の中国メディアが伝えた。

 起訴状によれば、張被告は同運輸局長に在任中の2000~11年にかけて、高速鉄道網の整備事業などに絡んで便宜を図る見返りに、複数の民営企業から合計13回にわたり、総額4755万人民元(約8億2164万円)の賄賂を受け取ったとされる。張被告は起訴内容を全面的に認めており、控訴はしないことから、判決が確定する。なお、中国の「執行猶予付き死刑」は、収監中の猶予期間内に重い罪を起こさない限り、「無期懲役」に減刑される。

 張被告は高速鉄道網の整備に絡む汚職・収賄で更迭された前鉄道部トップの劉志軍・受刑者(13年7月「執行猶予2年付きの死刑」が確定)の右腕として、高速鉄道網の拡大計画を推し進めていた経緯がある。11年7月に発生した浙江省の高速鉄道事故は、計画性を無視した急ピッチなプロジェクト推進が同事故につながったとされる。鉄道部の高級官僚による汚職事件をきっかけに、鉄道部は2013年3月をもって、行政機能と企業経営機能に分離・解体された。交通運輸部が管理(行政機能)する国家鉄路局と鉄道経営の役割を担う中国鉄路総公司が発足した。
《亜州IR株式会社》

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