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中国:ゴルフ場数が10年で3倍に、「新設中止令」むなしく

2014年10月21日(火) 12時59分(タイ時間)
【中国】中国のゴルフ場数が2004年の178カ所から13年には521カ所と約3倍に膨らんだことが分かった。

 国務院(中央政府)は04年、ゴルフ場新設の一時中止を求める通達を出しているものの、全く順守されていないことになる。一部中央政府系企業によるゴルフ場建設が、問題を助長しているという指摘もある。経済参考報が17日付で伝えた。

 中国のゴルフ場管理大手、朝向集団が先ごろ発表した「中国ゴルフ業界に関するリポート」で明らかになった。うち09~13年の5年間では173カ所増加。13年が最も多く47カ所増えた。

 ゴルフ場の違法建設では、中央政府系企業が参与しているケースも少なくない。審計署がこのほど発表した中央政府形企業の会計監査報告書によると、たばこ製造・販売の中国煙草総公司傘下の紅塔煙草と雲南紅河投資は、08~10年に6億8100万人民元を投じて新設したゴルフ場を依然として残したまま。中冶集団傘下の2社は、投資額計6億6100万人民元のゴルフ場2カ所を現在も経営している。

 中でも北京市はゴルフ場の違法建設が深刻で、9ホール以上のコースを持つゴルフ場が60~70カ所あるという。これらのゴルフ場がもたらす最大の問題は水消費量の多さと汚染だ。18ホールのコースを持つゴルフ場1カ所の水消費量は、年間約40万トンに上る。

 北京のゴルフ場の従業員によると、かつて水の価格が高くなかったころでも、農村の井戸水を盗用するゴルフ場があった。現在はこのようなケースはさらに増えているとみられる。

 また中国科学院生態環境研究センターの研究員によると、18ホールのゴルフコースを持つゴルフ場が1カ月に使用する窒素、リン、カリウムの混合肥料、殺菌剤、殺虫剤の量は少なくとも計13トンで、芝生に吸収されるのはこの半分。研究員は「大部分は雨水の流れに伴い、周辺のダムや河に流れていく」と明かす。

 資源の消費や環境への影響を考慮し、北京市は今年、ゴルフ場の新設を不可とする規定を出した。ところが、営業許可証上には「ジム」や「会員制クラブ」などとして登記し、ゴルフ場を経営するケースが跡を絶たないという。

 背景にはゴルフ場利用の大きな需要がある。政府が12年12月に打ち出した倹約令を受け、公費による接待なども禁止されたものの、国有企業がゴルフ場の会員権を購入し、企業幹部が使用、または接待に使うケースは普遍的な現象となっている。
《亜州IR株式会社》

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