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中国:新疆カシュガル・マラルベシ県で襲撃事件、22人死亡、負傷者多数

2014年10月21日(火) 12時59分(タイ時間)
【中国】新疆ウイグル自治区の喀什地区巴楚県(カシュガル地区マラルベシ県)で今月12日、武装グループが地元の自由市場を襲撃する事件が発生した。

 刃物や爆発物を所持した総勢4人の暴徒は、パトロール中の警官や漢民族の行商人を標的に次々に襲いかかったという。警官、一般市民合わせて18人が死亡、数十人が負傷した。暴徒は全員射殺されたという。複数の海外メディアが20日付で伝えた。地元警察関係者によれば、暴徒は25~30歳代の同県阿克薩克馬鎮出身者で構成されていたという。民族の属性は明らかにしていないものの、少数民族のウイグル族の可能性が高い。今回の襲撃事件に関し、中国メディアは現時点で一切報じていない。10月20日から23日の日程で、中国共産党の第18期中央委員会・第四次全体会議(四中全会)が北京で開催されることから、敏感な報道を制限していると見られる。

 マラルベシ県では過去にも襲撃事件が発生。昨年11月16日に武装したウイグル族9人が派出所を襲撃する事件が発生し、双方の間で合計11人が死亡している。同年4月23日にも同県色力布亜鎮で21人が死亡する襲撃事件が起こった。

 ウイグル族による分離・独立運動が過激化するなか、新疆では公安当局との衝突や無差別テロが多発している。14年4月30日には新疆ウイグル自治区の首府・烏魯木斉市の南駅、5月22日には同市内の朝市で、それぞれ爆弾テロ事件が発生し、複数の死傷者が出た。6月21日には同自治区カシュガル地区カルギリク県の地元公安局の建物にトラックが突入し、乗っていた武装集団が爆破装置を起爆させている。この事件では、警官3人が負傷。警察は暴徒側の13人を射殺した。7月28日に喀什(カシュガル)地区莎車(ヤルカンド)県で刃物や斧を所持した武装グループが政府の関連施設や派出所を襲撃する事件が発生した。この事件では96人が死亡、215人が拘束されている。直近では9月21日、巴音郭楞蒙古自治州(バインゴリン・モンゴル自治州)輪台県で同時爆破テロが発生。この無差別殺傷事件で一般人、公安、暴徒を含めて50人が死亡。うち暴徒40人が自爆または警察によって射殺された。一般人の負傷者は54人(ウイグル族32人、漢族22人)に上り、うち3人が重傷とされる。

 新疆以外のエリアでも、雲南省昆明市の昆明駅で新疆の分裂独立勢力が関与したと見られる襲撃事件が3月1日に発生している。当局は「新疆分裂独立派によるテロ」と断定。習近平指導部は全国にテロ活動の徹底的な封じ込めを指示した。
《亜州IR株式会社》

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