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米国での出産選ぶ中国人妊婦、滞在施設とのトラブル頻発

2014年10月24日(金) 12時35分(タイ時間)
【中国】子どもに米国籍を与えるため米国で出産する中国人妊婦が増える中で、「妊婦ホテル」と呼ばれる中国人妊婦専用の滞在施設と妊婦とのあいだに起こるもめごとが急増している。

 入国目的を偽って米国入りする妊婦たちは、ほとんどの場合おとなしく引き下がるというが、なかには権利を主張する強者もいる。しかし、結局相手を告訴することも引くこともできず、自らが窮地に陥る結果に終わっているようだ。米中国語メディアの僑報が21日付で伝えた。

 北京市で滞在契約を交わし、カリフォルニア州アーバインの「妊婦ホテル」へ入居した若い中国人女性は、契約内容と同施設の現状がかけ離れていることに不満を覚えた。「妊婦1人ごとに専属の世話係と個室が与えられ、毎日無料で新鮮な有機牛乳がサービスされる」と聞かされていたが、実際の待遇はそのように特別なものではなかった。彼女の部屋には同居人があてがわれ、喉が渇けば自分で水を汲みに行くより他なく、有機牛乳はついに1度も提供されなかった。

 約3カ月間の滞在費用は、食費など全て含めて3万1800人民元(約55万7000円)。女性はすでに前金を支払っていた。契約書には、滞在3日以内に申し出た場合、前金を全額返還すると謳われている。しかし、同施設の責任者は、「返金には応じる」としながら、3日間施設を利用した代金として、1日1000人民元(約1万8000円)の支払いを要求してきた。さらに、告訴すると激高する女性に対して、「したければ好きにすればいい。こちらは、移民局へ不法滞在を訴え出るまでだ」と、脅し文句を返したという。

 同責任者は取材に応じ、「北京の紹介元とは協力関係にあるが、偽りのパンフレットで客を呼びこみ、妊婦に誤解を与えている。こちらの方が被害者だ」とコメントしている。
《亜州IR株式会社》

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