RSS

「国民の、国民のための…」 タイ憲法起草委発足

2014年11月7日(金) 01時07分(タイ時間)
バワンサク氏の画像
バワンサク氏
バワンサク氏の画像
バワンサク氏
バワンサク氏の画像
バワンサク氏
バワンサク氏の画像
バワンサク氏
【タイ】タイ軍事政権下で新憲法案を起草する憲法起草委員会が4日、プミポン国王の承認を受け、発足した。120日以内に新憲法案をまとめ、内閣、暫定国会、国家改革議会に提出する。

 起草委の委員は元裁判官、法律家を中心に36人で、委員長にはバワンサク・ウワンノー元内閣秘書官長が就任した。バワンサク氏は5日、「国民の、国民のための、そして、可能であれば、国民による憲法」を目指すと抱負を述べた。

 タイではクーデターなどで度々憲法が廃止され、その度に新たに制定されてきた。1997年には、選挙で選ばれた憲法議会を通じて作成された新憲法が施行され、初の国民参加型で最も民主的な憲法との評価を受けた。この1997年憲法は、2006年の軍事クーデターでタクシン政権(2001―2006年)を打倒した軍部により破棄された。軍政下の2007年に制定された新憲法は、議会上院のほぼ半数を非民選とするなど、特権階級の政治介入を制度化し、政党の力を殺ぐ内容となった。この憲法も今年5月の軍事クーデターで破棄され、現在は軍部が実質的に全権を握る暫定憲法が施行されている。


〈バワンサク・ウワンノー〉
 1954年生まれ。タイ国立チュラロンコン大学法学部を首席で卒業後、フランスに留学し、28歳でパリ第10大学で法学博士号を取得。チュラロンコン大学法学部長などを経て、タクシン政権の2003―2006年に内閣秘書官長を務めた。2006年のクーデター直前に辞任し、一時出家した。
 プレム・ティンスラーノン枢密院議長(元首相・元陸軍司令官、94)と同じ南部ソンクラー県出身。1993―2002年に内閣秘書官長を務め、プラユット内閣で副首相に就任したウィサヌ・クルアンガーム氏はいとこ。
《newsclip》

注目ニュース

【タイ】タイのプミポン国王は6日、タイ軍事政権下で政治、経済の制度改革に取り組む「国家改革議会」の議員250人を任命した。改革議会の初会合は21日に開かれる見通しだ。

【タイ】タイのテレビ報道によると、プラウィット副首相兼国防相(元陸軍司令官)は1日、同日就任したウドムデート陸軍司令官ら軍・警察幹部を引き連れ、タイ国王の諮問機関である枢密院のプレム議長(94)の...

タイ国会、軍政トップを首相指名 その時当人は?newsclip

【タイ】タイ軍事政権が設置した暫定国会「国民議会」(定数220、現議員数197)は21日、軍政トップのプラユット・ジャンオーチャー陸軍司令官を賛成191票、棄権3票でタイの第29代首相に指名した。

タイ・プラユット内閣発足、閣僚の3分の1が軍人newsclip

【タイ】タイ軍事政権トップのプラユット・ジャンオーチャー首相・陸軍司令官が提出した閣僚名簿を8月31日、プミポン国王が承認し、プラユット内閣が発足した。軍人と官僚中心で、特に陸軍主導の態勢が明確だ。

【タイ】タイのプミポン国王は31日、タイ軍事政権が推薦した暫定国会(定数220)の議員200人を任命した。過半数は退役、現役の軍人で、軍政のお手盛り国会と言えそうだ。初会合は7日に行われる見通し。

特集



新着PR情報