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中国:アリババのシングルデー販売額、1兆円の大台突破

2014年11月13日(木) 13時41分(タイ時間)
【中国】シングルデー(中国で「独身者の日」として各種イベントが開催される)の11月11日、阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NY)の売り上げが単日で571億人民元(約1兆800億円)に達した。

 市場予想の500億人民元を大幅に上回る水準。これにより、同グループの強さが改めて浮き彫りになった格好だ。

 シングルデー当日の販売額の時間別推移をみると、まず午前0時から2分足らずで10億人民元を突破。午前11時49分には米感謝祭の販売額(52億9000万米ドル)を上回り、午後1時半ごろには昨年のシングルデー販売額(362億人民元)を突破した。その後、午後9時12分に市場予想の500億人民元に達している。

 販売額が記録尽くめだったシングルデー商戦。この結果について馬雲・主席は、「販売額よりも、むしろ商品が安全に届けられるか否かに関心がある」と述べ、有力な買い手である女性に感謝の意を表明した。

 もともとはアリババが仕掛けたシングルデー商戦。今年は、京東商城(JD/NASDAQ)や蘇寧雲商集団(002024/SZ)、またJDと戦略提携した騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)など、他のネット企業も相次いでシングルデー商戦に参入している。ライバル他社の参戦について、アリババ創業者の1人である蔡崇信氏(グループ副主席)は、「質を重視し、量を重視していない」と、コミュニケーションアプリ微信で圧倒的な利用者数を誇るテンセントをけん制。「微信は利用者が互いにチャットをするだけのもので、実際のところ、購買意欲がそれほどあるわけでもなく、電子商取引を押し上げるのは難しい」と、テンセントが競争相手になっていないことを強調した。

 そのうえで、直近の四半期データを紹介。すでにモバイル利用のアクティブユーザー数が2億1700万人に達した点に言及し、モバイル経由でアリババのプラットフォーム(淘宝など)を利用するユーザーが「最も価値のある消費者群」と語った。

 11月11日は1が並ぶため、近年は「独身者の日」として定着した。「11」が重なることから「双11」とも呼ばれる。アリババは5年前、「独りで頑張っている自分にご褒美を」と銘打ち、この日に大規模な安売りセールを行うイベントを開始した。これが人気化したことをきっかけに、毎年11月11日にさまざまな通販サイトによる「双11」商戦が繰り広げられるようになった。
《亜州IR株式会社》

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