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中国民間企業の海外M&Aが急増、リスク評価が課題に

2014年11月14日(金) 13時31分(タイ時間)
【中国】中国の民間企業による海外M&A(合併・買収)の動きが加速している。

 山東省のエネルギー・インフラ会社の嵐橋集団はこのほど、総額約2億豪ドル(約200億円)でオーストラリアのエネルギー生産会社ウエストサイドの買収を完了した。中国民間企業による海外の上場エネルギー会社の買収は今回が初めて。経済日報が12日付で伝えた。

 企業活動調査を手がける清科研究センターの調べによると、2014年上半期における中国企業によるM&A件数は97件と、前年同期比79.6%増、13年下半期比15.5%増と拡大している。金額ベースでは、14年上半期は169億3800万ドル(約1兆9500億円)と前年同期比43.0%減少したが、これは前年に大型買収案件があったため。

 ウエストサイドを買収した嵐橋集団は、総資産160億人民元(約3000億円)の山東省を代表する大型民間企業のひとつ。今回のM&Aに関して同社の葉董事長は、「当社は石油精製会社からエネルギー供給企業に発展してきた。このため港湾物流能力に大きな強みを持ち、海外M&Aを成功させる条件が整っている」と自信を示した。

 ただ一方で、このような中国企業の活発な海外M&Aに対して一部の専門家は、「買収先企業の事業規模や市場リスクについて、充分に留意する必要がある」と指摘している。
《亜州IR株式会社》

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