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「中国製造業」集約の珠海航空ショー、新型航空機に脚光

2014年11月14日(金) 13時31分(タイ時間)
【中国】11日に広東省珠海市で開幕した「第10回中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)」では、「中国製造業」の先端技術を集約させた国産航空機が多数展示されている。

 中国が独自開発・設計して製造した新型の水陸両用飛行艇「蛟龍600(JL-600)」や、開発中の大型旅客機「C919」の等身大模型を披露。中国産機の研究開発の対象が、中小型機から大型機へとシフトする段階にあることを対内外にアピールしている。中国経済網が13日付で伝えた。

 中国航空工業集団公司ヘリコプター研究所は、フランスの研究機関と共同開発した小型民間ヘリコプター「AC3X2」を初披露した。同研究所の60年間にわたる技術研究の蓄積を元に開発した成果。イルカのような流線型にデザインされた美しい外観が特徴的だ。同類機と比べて広い機内空間を持ち、10座席を用意。カスタマイズも可能だ。汎用輸送、救援、警察の法執行、捜索・救助、公務飛行などに幅広く使用できる。すでに欧州の航行許可証を取得した。

 無人機技術も同航空ショーの目玉だ。軍用では無人偵察機「WJ-600A/D」や、攻撃型無人機「翼龍」が登場。民用では、垂直離着陸無人機「VD-200」が初めてお披露目された。

 このほか注目を集める機種は、新鋭ステルス機「殲-31」(展示なし、飛行訓練のみ公開)と国産輸送機「運-20」。瀋陽飛機工業集団が設計・製造した「殲-31」は、初代「殲-20」の性能を一段と高めた。

 一方、中航工業西安飛機工業集団が製作した「運-20」は、中国初の軍事用大型輸送機。ロシアの大型ジェット輸送機「Il-76(イリューシン76)」を参考とし、アメリカ空軍の長距離大型輸送機「C17グローブマスター」の特徴を融合した。両翼の長さは50メートル、全長は47メートル、高さ15メートル。航続距離は7800キロ、最大時速は700キロ、最大運用高度は13000メートル、最大積載重量は66トン。ターボファンエンジン「D-30KP-2」を採用した。最短600~700メートルの滑走で離陸できる。

 「中国国際航空宇宙博覧会」は、中国で唯一政府の許可を得て開催される。展示・商談・学術交流・デモンストレーションを主な内容とする国際的かつ専門的な航空・宇宙展覧会。2年に1度、偶数年に開催されている。今年は11月11日から16日まで6日間のスケジュール。
《亜州IR株式会社》

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