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中国:卸売市場で「天秤ばかり」のイカサマ横行、当局が一斉摘発

2014年11月21日(金) 11時28分(タイ時間)
【中国】広西チワン族自治区南寧市西郷塘区の自由市場で17日、「イカサマ電動天秤ばかり」を使用していた複数の卸売商が一斉摘発された。

 同区工商行政管理局と同市質量技術監督局が合同で行った「電動天秤ばかり」の抜き打ち検査で不正が発覚している。同地区では、今年11月に入ってすでに、8件の「電動天秤ばかり」の不正が発覚し、罰金刑に処されている。南寧晩報が19日付けで伝えた。

 今回抜き打ち検査で不正が発覚したのは、南寧駅近くに位置し、市民に人気の高い果物市場に店を出す複数の果物卸売商と、同駅から少し離れた海鮮市場に店を出す2店の海鮮卸売商だ。果物卸売商がイカサマに使用していた「電動天秤ばかり」は、ボタン操作によって、目方表示の「サバ読み」分量を切り替えることができる仕組みになっていた。実質2キログラムの目方表示が、「M1」ボタンを押すと2.18キログラムに、「M2」ボタンを押すと2.38キログラムに、「M6」ボタンを押すと3.2キログラムになり、最大で1.2キログラムの「サバ読み」が可能となる。

 いったん「電動天秤ばかり」の電源を落として再起動することで、目方表示が正常に戻るため、抜き打ち検査では、店主が勝手にスイッチを切ることが禁じられた。イカサマが発覚した不正「電動天秤ばかり」は、その場で押収されている。前例に倣って3000人民元(約5万8000円)の罰金が科せられるとみられる。

 質量技術監督局の担当職員は、市場で買いものする市民が目方を誤魔化されない用心として、「いったん『電動天秤ばかり』のスイッチを切って再起動するよう頼むことや、あらかじめ重さを把握している自身の携帯電話などを『電動天秤ばかり』に乗せてみることが有効だ」とコメントした。
《亜州IR株式会社》


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