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中国:偽装食品の摘発強化、今年だけで20万点を押収=広東省禅城

2014年11月26日(水) 13時17分(タイ時間)
【中国】「偽装食品・医薬品」の摘発を強化している広東省仏山市禅城区の禅城警察は20日、今年に入って検挙した食品・医薬品の偽装案件が89件に達し、逮捕・勾留した容疑者が180人を上回ったことを発表した。

 また、関連して押収した偽装品は20万点に上り、販売価格に換算して1億人民元(約19億2000万円)を上回ったことを明らかにしている。南方日報が21日付で伝えた。

 禅城警察は現在、「不正を一切許さない」という強い姿勢で、人々の健康に直接関わる「偽装食品・医薬品」の摘発を行っている。市民や関係機関からの情報提供があると、ただちに調査班を組織し、内偵捜査に乗り出す。さらに、定期的に取締り専門班を組織。管轄内の食品倉庫、食肉解体場、ショッピングセンター、市場、薬店などをしらみつぶしに当たってゆく「偽装食品・医薬品」製造拠点の洗い出しを行い、少しでも糸口が見つかれば、徹底的な追跡調査を進めるという。

 今月7日には、3カ月の内偵調査を経て、大手メーカーの有名ブランド商品を偽装し、水道水を詰めた偽装ミネラルウォーターを製造していた生産拠点を摘発した。この偽装事件では、容疑者13人を逮捕した。2012年から、金額にして少なくとも2000万人民元(約3億8000万円)以上が製造・販売されていたとみられる。犯人グループは、同地区をはじめとする省内6カ所に生産・貯蔵拠点を設け、1日あたり1万~5万本の偽ミネラルウォーターを製造。完成した偽装品は、珠江デルタ地帯の各都市へ出荷していた。

 一方、今月12日には、大手たばこメーカーの有名銘柄「中華」、「芙蓉王」、「紅双喜」、「紅梅王」、「白沙」、「黄鶴楼」、「玉渓」などを偽装した製品の製造拠点が摘発されている。この偽装事件では、容疑者14人が逮捕された。金額にして少なくとも600万人民元(約1億2000万円)以上の偽装タバコが製造・販売されていたとみられる。

 禅城警察は現在、関係機関や食品メーカー、製薬メーカーと連携して情報共通プラットフォームを開設し、こうした情報の収集・提供活動を行っている。
《亜州IR株式会社》

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