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中国:白酒の偽装品を販売、鉄道駅の手荷物預かり所に3万本保管

2014年11月26日(水) 13時17分(タイ時間)
【中国】湖南省チン州市で14日、偽装品販売グループが逮捕された。

 大手メーカー製を偽装した白酒(中国の蒸留酒)を北京市で大量購入して貨物列車で運び、湖南省、広東省、広西チワン族自治区、海南省などの小売業者へ販売していたとされる。華声在線が20日付け伝えている。

 チン州警察は2013年3月15日、サイバー犯罪対策課より、「ネット上に、格安で『鉄道酒(白酒の銘柄)』を販売する、という書き込みがある」との情報を得て内偵捜査を開始。チン州駅に併設された手荷物預かり所の職員数人が、偽装白酒の販売に関わっていることを突き止めた。犯人グループは、北京市で大手メーカーの大衆的な白酒「紅星二鍋頭」、「牛欄山二鍋頭」などの偽造品を1本あたり3人民元(約60円)で購入し、地元をはじめとする各省の小売業者へ同8~10人民元(約150~190円)で販売していた。また、職権を濫用して、大量購入した偽装白酒を手荷物預かり所の倉庫へ保管。そこから出荷する際は、北京鉄道局発行の「積荷明細書」を示して、小売業者の信用を得ていた。

 14日、チン州駅の手荷物預かり所倉庫を急襲した警察は、「紅星二鍋頭」1300箱(1万5600本)、「牛欄山二鍋頭」1012箱(1万2144本)、その他「五糧液」、「瀘州老コウ」など550本の偽装白酒を押収した。同時に、北京市と広東省韶関市の駅に併設された手荷物預かり所でも、それぞれ7124本、370本の偽装品を押収している。すでに販売された偽装白酒を含め、犯人グループは2010年から逮捕時までに、数十万本の偽装品を購入していたとみられ、金額にして7000万人民元(約13億4000万円)を超える犯罪規模になることが予想される。

 鉄道駅の手荷物預かり所を隠れ蓑とした偽装品販売事件の摘発は、同市で初となる。また、犯罪規模が巨額であることから、メディアで取りあげられ、人々の話題となっている。
《亜州IR株式会社》

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