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中国:サラリーマンの往復通勤時間、北京が97分で国内最長

2014年11月27日(木) 12時51分(タイ時間)
【中国】北京市内の企業で働くサラリーマン層の平均通勤時間が往復97分(1時間37分)に達し、中国で最長である実態が分かった。

 北京師範大学が22日に発表した「2014中国労働力市場発展報告」で明らかにしたもの。郊外で暮らし、市中心部まで通うという“痛勤”スタイルが定着化している実態を反映している。道路渋滞もこれを助長している原因という。中国政府系メディアが24日付で伝えた。

 このほか、広州、上海、深センなどの大都市でも、往復の通勤時間がおよそ90分を記録。天津、南京、瀋陽、重慶などでも65分を超えていた。

 同報告では、過度な残業についても問題提起。中国の労働者の勤務システムは世界の標準に達したものの、9割の業種で労働者の週労働時間が平均40時間を超える実態を明らかにした。半数の業種で週平均残業時間が4時間を上回っているという。

 国務院研究室社会発展司の喬尚奎・副司長は、「過去の中国の高速成長は人口ボーナスに頼ったものだった。中国経済の成長率鈍化が“ニューノーマル”となる中では、成長モデルの転換が必要。開発人材により多くを頼り、単純労働時間を短縮させることが必要だ」との認識を語った。
《亜州IR株式会社》


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