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タイの貧困層13% 東北・北部に集中

2014年11月30日(日) 21時15分(タイ時間)
【タイ】タイ国家経済社会開発委員会(NESDB)がまとめた貧富の差に関する調査で、タイ国内の貧困層(2012年で月収2492バーツ以下)は2012年で人口の12・6%(約840万人)で、1988年の65・2%、2000年の42・3%から大きく低下した。

 各地域の貧困層の割合はバンコク1・9%、中部6・9%、北部17・4%、東北部19・8%、南部13・3%。

 貧困層の割合が高い県は順に、北部メーホンソン(貧困層の割合63・2%)、南部パタニー(同46・8%)、ナラティワート(同42・7%)、東北部カラシン(同39・8%)、シーサケート(同36・1%)、北部ターク(同35・9%)、東北部ナコンパノム(同35・3%)、サコンナコン(同34・3%)、ブリラム(同31・6%)、ムクダハン(同30・8%)――だった。メーホンソンでは全く教育を受けていない県民(15歳以上)の割合が国全体の4・6%に対し、42・6%に上った。

 所得が最下位10%のグループの社会全体の所得に占める所得の割合は1・6%、1人あたりの平均月収は1246バーツだった。一方、上位10%が占める割合は39・3%、1人あたりの平均月収は3万1449バーツ。

 銀行口座をみると、預金額1000万バーツ以上の口座は全体の0・1%だが、預金額は全体の46・5%を占めた。5万バーツ以下の口座は数が全体の86・4%、預金額は全体の3・4%だった。

 一方、タイ統計局によると、2013年のタイの世帯当たりの平均所得は月2万5194バーツ、平均支出は月1万9061バーツだった。

 地域別の世帯当たりの月の平均所得はバンコクと首都圏3県(ノンタブリ、パトゥムタニ、サムットプラカン)4万3058バーツ、中部2万6114バーツ、北部1万9267バーツ、東北部1万9181バーツ、南部2万7504バーツ――。

 支出は「飲食費」が全体の34・4%を占め、以下、「乗り物・交通費」20%、「住居費」19・2%、「衣料など個人用品費」5・5%、「通信費」3・1%、「教育費」1・7%、「娯楽・行事費」1・6%、「医療費」1・5%、「宗教関連費」1・1%、「その他(税金、保険料、宝くじ購入など)」11・9%――だった。

 借金がある世帯は全体の53・8%で、借金の額は平均16万3087バーツだった。借金の目的は「住居・土地の購入」36・8%、「消費」36・7%、「教育」1・5%、「農業」13・4%、「農業以外の事業」10・5%――。

 1人当たりの平均所得は月8180バーツだった。所得上位20%の世帯の平均所得は1人2万4528バーツ、最下位20%は1973バーツだった。上位20%のグループの所得が全体に占める割合は47%。

 所得格差指標のジニ係数は0・367だった。
《newsclip》


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