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中国:トウガラシに合成着色料、違法添加で赤色鮮やかに

2014年12月14日(日) 15時49分(タイ時間)
【中国】南京市食品薬品監督管理局は9日、市民の食の安全を確保する目的で市内の飲食店や食品製造工場を対象に行っている「抜き打ち食品検査」の結果を明らかにした。

 同局の発表によると、今回の検査では、雨花台区の食品工場が製造した「火鍋スープの素」から基準値を超える「ローダミンB」、江寧区の火鍋店が客に提供していた火鍋スープから基準値を超える「モルヒネ」、「ノスカピン」、「テバイン」、「パパベリン(ケシの殻)」が、それぞれ検出されたという。いずれも発ガン性が高く、食品への添加が法で禁じられている化合物に指定されている。中国新聞網が9日付で伝えた。

 なかでも赤色合成着色料として用いられる「ローダミンB」は、発ガン性の高さと、神経系へのダメージ、心臓への過剰な負荷が指摘され、2008年から「使用禁止食品添加物の一覧」に名前が加えられている有害な食品添加物だ。しかし、同じ赤色合成着色料「スーダンレッド」と比べてもさらに安価で、鮮やかに着色することができ、着色後の沈着性が高いため、一部の違法食品製造業者は、現在もサンショウやトウガラシの赤色を引き立たせるために使用し続けている。

 この検査結果を受けて同局は、市内の食品市場で販売されているサンショウ・トウガラシと、火鍋店などで提供されるスープ・調味料などを対象に、「ローダミンB」に特化した「抜きとり成分検査」を行った。その結果、サンショウ・トウガラシ製品384品中、19品から「ローダミンB」が、飲食店のスープ・調味料など250品中、3品から「ローダミンB」が、2品から「パパベリン」が検出されたという。

 同局責任者は、今後も食品添加物の違法使用に目を光らせ、厳しい取り締まりを続ける方針を明らかにしている。
《亜州IR株式会社》

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