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中国:100人超のベトナム人花嫁が失踪、組織的な集団が関与か

2014年12月14日(日) 15時50分(タイ時間)
【中国】河北省邯鄲市の農村部、曲周県などに嫁いだ「ベトナム人花嫁」100人以上がこのほど失踪した。

 福建省でも今年4月、ベトナムから嫁いできた花嫁が集団で失踪しており、警察は組織的な集団が関与している可能性もあるとして、捜査を進めている。国営新華社通信が10日付で伝えた。

 曲周県に住む男性は今年7月、同県に嫁いで20年以上のベトナム人妻、呉美玉さんの紹介で、ベトナム人の花嫁と結婚した。男性は、紹介手数料として11万5000人民元を呉さんに支払った。ところが11月下旬の午後、花嫁は外出した後に連絡が取れなくなった。

 そのころ近くの村からもベトナム人花嫁の失踪事件が立て続けに発生した。男性らが呉さんの家を訪ねてみると、数日前に自分が紹介した花嫁の中国滞在の手続きをしに出かけたとして、呉さんは不在だった。

 ベトナム人花嫁の失踪は、周辺の広平県、館陶県、肥郷県など複数の県で発生。多くの男性が呉さんからの紹介で結婚したが、これらの花嫁はみな、11月下旬に突然姿を消している。

 このほか、福建省でも同様の失踪事件が多数発生している。同省竜岩連城県に住む男性は、紹介料6万9000人民元を支払い、ベトナム人花嫁と結婚した。ところが3カ月後、花嫁は同じくベトナムから嫁いできた女性9人と共に失踪している。

 警察の捜査で、ベトナム人花嫁を利用した国際的な組織による結婚詐欺の可能性が浮上している。近ごろでは、カンボジアやミャン
マー人の花嫁を紹介する詐欺も増加しているという。

 中国の農村部では、適齢の男性は多いが女性は少ない村が多い。ここ数年では、結婚にかかる一連の費用が大きく上昇。マイカーや住宅などの用意で、計40万~50万元は必要となることから、地元女性と結婚できない男性が東南アジア諸国から“金のかからない”花嫁をもらうケースが増えている。
《亜州IR株式会社》

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