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中国:11月新車販売は209万台、伸びは2.3%に減速

2014年12月14日(日) 15時50分(タイ時間)
【中国】今年11月の新車販売台数は、前年同月比2.3%増の209万900台となった。

 伸び率は前月の2.8%を0.5ポイント下回った。前月比では5.2%増で推移している。うち乗用車は4.7%増の177万5300台(前月比3.9%増)、商用車は9.2%減の31万85600台(13.3%増)だった。乗用車は減速傾向が続く。商用車については、8カ月連続で前年実績を下回っている。ただ減少幅は前月から5.7ポイント縮小したという。業界団体の中国汽車工業協会が10日に報告した。

 車種別では、クロスオーバーとセダンが落ち込む一方、引き続きスポーツ多目的車(SUV)、ミニバン(MPV)は伸びている。SUVとミニバンは、それぞ37.6%増の41万4600台、42.9%増の20万800台に膨らんだ。前月比ではSUVが7.1%、MPVが8.9%ずつ増加している。セダンは4.7%減の107万4300台(前月比↑2.1%)。クロスオーバーは32.5%減の8万5600台(同↑0.9%)と不振が続いた。

 一方、中国自主ブランド乗用車の販売台数は前年同月比5.5%増の72万6000台と1ケタ台の成長にとどまった(前月比↑7.5%)。国策の国内ブランド支援が奏功し、乗用車販売全体に占める比率は小幅ながら4カ月連続で上昇している。同月は40.90%となり、前月比1.36ポイント、前年同月比では0.31ポイント拡大している。

 ただ、国産ブランドの在庫数は月末時点で3割増の35万1400台に積み上がっている。海外ブランドの乗用車販売台数は、独系を除き前月を小幅ながら前月を下回った。販売シェアについては、日と独が低下している。乗用車販売シェアの首位は18.91%→17.16%の独系(販売台数は32万3100台→30万4700台)で、11カ月連続でトップを確保した。以下、日系の16.44→16.25%(28万900台→28万8600台)、米系の12.31→12.42%(同21万400台→22万600台)、韓国系の8.75→9.10%(同14万9500台→16万1600台)、仏系の3.69→3.72%(6万3000→6万6100台)などと続く。

 11月の生産台数は1.2%増の216万700台(前月比5.7%増)。うち乗用車は2.9%増の183万4600台(4.4%増)、商用車は7.1%減の32万6100台(13.9%増)で推移している。

 1~11月の累計では、販売台数が6.1%増の2107万9100台、生産台数が7.2%増の2143万500台。伸び率は前年同期からそれぞれ7.4ポイント、7.1ポイントずつ鈍化した。日本勢が苦戦を強いられている。中国の新車販売市場で、トヨタ自動車(7203/東証)、日産自動車(7201/東証)、ホンダ(7267/東証)、スズキ(7269/東証)、マツダ(7261/東証)、三菱自動車工業(7211/東証)の大手6社は、今年の中国累計販売台数が年初予想をそろって下回っている状況。集計によると、6社のうちトヨタ、日産、ホンダの3大手の中国販売実績は、今年1~11月の合計で265万3500台。昨年の294万1000台と比べて9.7%減少した。トヨタが12.2%増の90万7400台、日産が1.7%増の110万台と伸びが低迷。ホンダに至っては、1.4%減の64万6100台に縮小した。

 同協会は、14年通年の新車販売台数が前年比で4.6%前後の伸びにとどまると予想している。従来は8.3%増を予測していたが、販売の減速を踏まえて10月に下方修正した。

 13年通年の新車販売実績は、前年比13.9%増の2198万台に達した。2000万台の大台を超えたのは初めて。5年連続で世界トップを維持した。生産台数は14.8%増の2211万台。直近3年間の新車販売は10年が1806万台、11年が1851万台、12年が1931万台で推移した。
《亜州IR株式会社》

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【タイ】タイ国内の新車販売台数(トヨタ自動車調べ)は10月が前年同月比20.4%減の7万850台、1―10月が前年同期比36%減、71万9260台だった。

【中国】今年10月の新車販売台数は、前年同月比2.8%増の198万7200台にとどまった。伸びは9月の2.5%とほぼ同水準。また、前月比では0.2%増と横ばいで推移している。業界団体の中国汽車工業協会が14日に報告した。



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