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中国:「南水北調」中央ルート第1期が稼働、沿線6000万人に供水

2014年12月16日(火) 13時25分(タイ時間)
【中国】「南水北調」の中央ルート第1期で12日午後、通水作業が正式に始まった。

 南部の長江流域から北部へと水が引かれている。北京、天津、河北、河南の4エリアで沿線住民6000万人の水質、水量問題が改善された。間接的に1億人が恩恵を受ける。

 中央ルートは、河南省と湖北省にまたがるアジア最大の人工淡水湖、丹江口ダムを起点とする。黄河を横断して北上、最終的に北京、天津に至る全長1432キロメートルのルートだ。丹江口ダムから北京・天津まで約15日かけて輸送されるという。長江流域の水自然を年間95億立方メートル供給できる。内訳は河南に37億7000万立方メートル、河北に34億7000万立方メートル、北京に12億4000万立方メートル、天津に10億2000万立方メートル。

 投資総額は2013億人民元(約3兆8700億円)に上る。2003年12月30日に着工し、13年12月25日に完工。その後、水質調査などの作業が続けられていた。

 地下水の超過採取問題も解決可能となる。深刻な水不足が続くなか、北京市は不足分を外部からの調達や、地下水の採取によって賄ってきた。中央ルートの正式開通後、同市は地下水採取を厳格に規制する。
《亜州IR株式会社》


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